任期満了に伴う長野県議会議員選挙は4月1日(金)告示、10日(日)投開票する。東御市区(定数1人)では届出順に、前市議会議員で新人の石和大さん(46歳・石和大イサワダイ・新人・無所属・本海野・神官)と、現職の保科よしのりさん(71歳・保科俶教 ホシナ ヨシノリ・2期現・創志会・田中・県議会議員) が立候補した=1日午前8時47分届出=
市内の有権者数は男・12246人、女・12863人、合計25109人(3月31日現在)。
保科候補 =写真下=は、旧東部町長4期・県議会議員2期の政治経験と実績を前面に「長野県を元気にする」と政策をアピール。次世代産業(医療・福祉・環境など)の育成、経済・雇用対策、また、医療・福祉、教育、行政など各分野にわたり8つの重点政策を公約している。
出陣式で来賓あいさつに立った花岡利夫東御市長は「保科県議の東御の礎(いしずえ)としての実績は市民誰もが知るところだ」と言い、東御市助産院の建設時の国・県補助金獲得や、やFMとうみのラジオ全戸配布にあたり県が全面的にパックアップしおよそ8割分にあたる事業補助を取り付けるなど、県議の実力を紹介。「東御市長の立場から、私は(保科県議を)支援する」と表明、激励した。
石和候補 =写真下=は「市民の声を県政に届ける」として、教育改革、医療整備、産業支援、また、東信一帯の国際観光化、国家レベルの新産業モデル地域づくりなどを公約する。さらに、「議員報酬を30㌫削減しこれを原資に震災復興支援にあてる」 としている。
市内和の街頭演説では、応援の若手市議が、新人による世代交代の必要性を訴えたのに続き、「阿部県政は8割の県民が支持している、この新県政への期待を前に進める」と石和さん。県知事との関係をアピールすることで、リベラル系無所属の会派を率いる現職との違いを示した。市議二期目半ばにして突然県議戦の出馬だが、46歳の若さなどフレッシュなイメージを前面に支持を訴えている。
期日前投票は市内5ヵ所で実施 ▽舞台ヶ丘会館―2日~9日(午前8時半~午後8時) ▽他4会場7日~9日(午前10時~午後5時)。当日投票は市内27投票所で実施。
開票は、10日午後9時から市中央公民館で行い、およそ1時間程で当選者は決まる。