東御市議会の最大会派「清和会(青木周次会長)」からこのほど、堀高明市議(74)と町田千秋市議(69)二人が脱会、新しく会派を立ち上げる。
清和会は昨年の議員死去に伴う欠員と合わせ3人減の4人構成となり(中立の議長職を除くと3人)、数の上では新人一期目議員4人で構成の「太陽と風の会」と同数になる。 改革に伴う会派制の導入以来、最大会派として主軸となってきた清和会の分裂で、今後の議会運営に影響を与えそうだ。
堀高明市議(74)=写真左=と町田千秋市議(69)=写真右=の二人。いずれも旧東部町議を含め11年以上にわたり議員(堀市議4期・町田市議3期)をつとめたベテラン。脱会の理由は「様々な議論がある中で同一会派での統一行動が難しくなった」(町田市議)。 昨年の議長選出にあたり会派内での調整議論で亀裂が生じた。市民の事業補助を求めた議会請願にあたり、派内に意見が割れたことも一因。両氏は近く、別会派を立ち上げる予定。是々非々で市議会に望む、という。