日別アーカイブ: 2011年4月10日

県議選挙東御市区 新人・石和大さん当選

任期満了に伴う長野県議会議員選挙東御市区(定数1人)は4月10日投開票し、前市議会議員で新人の石和大さん(46歳)が8482票の得票で初当選を果たした。投票率は65.88㌫。開票結果は次の通り。=10日午後11時20分発信
午後10時20分頃 初当選を喜ぶ石和大さん(右から4番目

午後10時20分頃 支持者 海野コミュニティーセンター

 

=午後9時開票作業

東御市区(定数1人)は前市議会議員で新人の石和大さん(46歳・石和大イサワダイ・新人・無所属・本海野・神官)と、現職の保科よしのりさん(71歳・保科俶教 ホシナ ヨシノリ・2期現・創志会・田中・県議会議員)の一騎打ちとなった。

石和大     8,482票   初
保科よしのり  7,624票

有効投票数 16,106票 
無効投票数       219票 
有権者数24,781人(男12,073 女12,708人)
投票者数16,325人(男7,871 女8,454人)
投票率65.88㌫

長野県議会議員選挙公報 (長野県選挙管理委員会発行)
石和大氏(46)

新しい風! いま東御市には、次世代へ持続可能な「若い力」が必要です。
1.県議会議員の報酬を30㌫削減し、震災復興にあてる提案をします。
2.信州教育を再生し、信州らしい全人教育を目指します。そして、子どもたちの学力を向上し、不登校、いじめ等の問題改善に全力を尽くします。
3.上小の医療圏を整備し、その中で東御市民病院への小児医療センター的機能を等を整備します。
4.雇用対策・不況対策を施策し、経済を活性化し、福祉対策を充実します。
5.議会を通年開催とし、議会による事業仕分け等、県議会を活性化します。

 

保科よしのり氏(71)
東京教育大学(現筑波大学)卒、東部町長四期、現長野県議会議員、創志会会長
豊かな政治経験と実績を活かし、果敢な改革、チャレンジ精神をもって、活力ある住みよい故郷を創ります。
1.震災からの復興に取り組みます。生活再建などの被災者への支援、県民の健康、県内経済への対応などに、即戦力として取り組みます。
2.景気を良くし雇用を確保します。地元企業への融資など、支援の充実を図ります。医療・福祉・環境などの産業育成に取り組みます。工科短大の充実などにより人材育成を図ります。後継者の育成など、農林業の再生、地域の特性を活かした観光産業の振興に取り組みます。
3.医療・福祉・教育を充実します。大学病院などと連携して、医師・看護師などの確保と、役割分担による地域医療再生に取り組みます。特別養護老人ホームなどの介護施設の整備と、在宅介護の充実を図ります。信州教育の復活を目指します。
4.県政を改革します。議員報酬・議員定数の削減と、行政の無駄遣いをなくすなど、県政改革に取り組みます。地域の皆様の願いを県政に反映させます。
5.災害に強い社会資本を整備します。災害に強い安全な道路・河川などの整備を図ります。学校・病院などの公共施設をはじめ、個人住宅の耐震化対策の充実・促進に取り組みます。

保育園跡地売り飛ばし、建て替え資金捻出?

 

保育園跡地は「原則売却」

花岡東御市長は、保育園統合により閉鎖する市内5保育園の跡地利用について「すべて取り壊し、原則売却」との方針を示した。

昨年閉園の御牧原保育園では、現在、地元研究委員会が再利用の道をさぐっている最中であることに加え、今回の売却方針は、かつて区民が善意で提供した保育園用地(公有地)の売却問題に踏み込む。「検討後の選択肢の一つ」と最終判断を先送りにする流動的な受け止め方がある一方で、住民同意を抜きにした独断的な発言との声があがっている。

 市議会3月定例会の清和会代表質問(青木周次市議・3月3日)に答えた市は市内を5地区に分け一地区一保育園方針を示し、平成26年までに全ての建て替えを終える計画。青木市議は、これまでの経過を踏まえながら「建て替え費用は合併特例債では不足」と指摘、「保育園廃園後の跡地利用について」市の方針を質した青木市議は 「旧北御牧村地区では中央保育園の建て替えに伴い平成22年・御牧原保育園を廃止。地元では保育園跡地についての研究委員会を設け検討しているが、維持管理費は全額使用者負担』との市方針に、現在足踏み状況にある」 と説明。市長は、保育園施設は老朽化しており耐震構造となっていない、などとし「全て取り壊し(跡地は)原則売却」と答えた。 

青木周次市議