月別アーカイブ: 2016年8月

秋の七草 萱(かや)

2016828() 曇薄日雨 台風10susuki

秋の七草 萩(ハギ) 尾花(オバナ) 葛花(クズ) 撫子(ナデシコ) 女郎花(オミナエシ) 藤袴(フジバカマ) 桔梗(キキョウ)

秋野尓 咲有花乎 指折 可伎數者 七種花 (あきののにさきたるはなをおよびをりかきかぞふればななくさのはな)          芽之花 乎花葛花 瞿麦之花 姫部志 又藤袴 朝皃之花 (はぎのはな、をばなくずはな、なでしこのはな、をみなへし、またふぢはかま、あさがほのはな)        =万葉集 巻八1537・8 山上憶良

memo  この尾花をススキと言わずに萱(カヤ)と……言ったからには刈り取って萱葺き(かやぶき)の庵か茶室を一棟。まぁゆくゆくの話です。自作となれば犬小屋、冬の野菜室(むろ)あたりから始めましょッと。

 

季節暦

2016828() 薄曇 処暑 天地始粛(天地はじめてさむし/(シュク静まる様) 828niti

聖書や経文を手にするように、暦を手に歩きたや  と、ふと思った今日の夕空。 季節は早く、今の所、追いつくのがやっと……

コンニャロメ

2016825() 入道

畑でジャガイモ掘り。遅過ぎた植付けが因で小芋だらけでコンニャロメ。も少し畑におきたいところだけれどコオロギに喰われてしまう頃となり。ジャガイモは春彼岸をめどに植えましょう。

モクモクと入道雲に当り散らして芋畑。 アラ、雷鳴った。お怒りか、天。

パッションを喰うニャンコ

2016年8月24日(水) 晴雷雨パッション

強烈な原色、熟れたゴーヤを割ったらパッションだった。passion = 情熱、激情、もしくはイエスの受難。花芯が十字架に似るからパッションと広辞苑。  南国野菜が馴染むにはチト寒すぎるこの信州で、ゴーヤは旺盛、情熱家。キャットフードに見えたか種だけ喰ったニャンコは、腹の具合が受難?

御牧ヶ原禅庭花

2016年8月23() 晴雷雨  処暑 初侯 綿柎開(綿のはなしべ開く)鷹乃祭鳥 (鷹すなわち鳥を祭る・鷹が獲物の鳥を並べ祭る)ニッコウキスゲ

淡黄色の花色が夕に際立っていた。土地の名を乗せて御牧ヶ原禅庭花(ミマキガハラゼンテイカ)と呼ぶことに。夏に咲くこの花の別名はニッコウキスゲ。本名はゼンテイカ(禅庭花)とこの歳になって知った。

あいさつ

2016年8月22日(月) 曇り雨こんにちわと生まれ来て

目覚めると嵐の後の空のように、心晴れ渡っていた。眠りながら瞑想、坐禅してたかも。外へ出ると昨夜来の名残の雨雫が、軒先からポタリ、ポタリと薄頭を叩く。雫を言葉に代えるとこぅなった。これを僕は悟りと呼ぶ。

コンチワと生まれ来て、アリガトウと生き生きて、サヨぅナラと消えていく。

「ナルホドねぇ…それにしてもあなた、私にゴメンネがないのはどぅいうこと?

極彩色、極菜食

2016年8月20日(土)雨かぶちゃトマトごーや茄子唐からズキーにピーマン猫熟赤、熟黄、茄子紺、浅緑深緑.. 色に栄養あるかも、極彩食。 ニャンコよ、生でガブッと赤や黄色喰ってみたいと思わん?

ニャンコ 「いちおぅ食物連鎖の頂点にある血筋だから草の類は喰いたかにゃい。一歩譲って、総合栄養食でないと口に合わにゃぁ」

残飯食え、残飯。ドライフード毎日食わせるほどウチは裕福じゃないの!だいいちキャットフードってトウモロコシ粉やフスマがメインじゃないのかねぇ。肉系チョビッと、魚の粉パラパラ。飽きたらどうぞって、マタタビの小袋付いてんだからマイッタねぇ。

と、くだらん事を思いつくほど、今日もいっぱい野菜が採れました。

ヤマカガシ受難

2016819() 曇 蒸暑ヤマカガシハート「人様のテリトリーに無断で押し入り脅迫。だから、吊るし上げてのしました」….僕の言い分はこぅだけど、ヤマカガシの言い分は違うだろうなぁ。

ヤマカガシ陳述 「お散歩中いきなり暴行を受け気絶しました。犯人は、ヘビ年生まれにもかかわらず大のヘビ嫌い。これまでも再三このような凶行に及んでいます。ヤマカガシ、青大将、マムシ、シマヘビ、ことごとくです。 この現場写真をご覧ください。意識が失せた私にハートマークを描かせてます。極悪非道、残虐無比の行いです。共存共栄の地球平和を望む我々にとって冷血極まりない破壊者であると断言します。この者に矯正の余地があるとすれば、地獄の釜茹をもって悔い改めさせるしか道はないと考えます。我等ヘビ属を神の使いと崇め奉る人々がいる中で、この者は神をも冒とくする悪魔、人類の敵です。裁判長!厳重なる処罰を求めます」。

被告人、判決の前に何か述べる事はありますか。

僕の陳述  「冷血動物に冷酷呼ばわりされたくありません。先ほどヘビ殿は、神のお使いと申されましたが、私は仏教徒であります。殺生は好みません。しかも、盆明けです。家の縄張りに許可なく侵入し、警告したにもかかわらず、トグロを巻いて威嚇したのはソッチの方です。止むなく長靴で蹴飛ばしました。猛毒を奥歯に忍ばせながら神を語る与太者を喝しただけの事です。正義のなせる技であります。よって、正当防衛を主張します。  なお、ハートマークの件は、平和主義者としてなんとか仲良しになりたく、友愛の情を示したものです。いけませんかぁ?」

判決 「被告人を暴行罪により懲役三年に処す。理由、最後のいけませんかぁ、が癪に障ります」。