月別アーカイブ: 2016年9月

今日の風 秋分9月22日~10月7日

2016107() 晴 11-21℃ 「やさしさに包まれたならちょいと肌色日出547-日没1722分 月出111-月入2125分 月齢6.1

肌色のやさしげな焼け。夕は肌寒く薪ストーブに火を入れました。油断すると長い冬の間にまた薪が足らなくなるぞと 蓄え上手の蟻を思いながらも、宵越しの銭は持たぬキリギリスと同じくケセラセラと、これ中庸ぞと思いつヌクヌク暖をとりました。  相も変わらず底打つ線上ながら ナントカ安息のウチにて火を点し 「やさしさに包まれたなら目に映るすべてのものはメッセージ(魔女の宅急便)とて炎を見つめ、ジジ(家のやさぐれ猫)とジジイ(僕)の今日の風吹く。秋分から15日、明日は寒露でございます。

池夕焼け今日の花 ハギ <萩 マメ科ハギ属 落葉低木 秋の七草> 

2016106() 晴 14-23℃ 「朝のお散歩考粘土足日出547-日没1724分 月出109-月入2041分 月齢5.1

 地球にを喰われそうになった。野道を外れ畑地にソロソロリと踏み込んだら沈んだ。ズブズブ全身呑みこまれるかと焦り、寝起きのもうろう(朦朧)がぶっ飛んだ。雨降れば泥濘、乾けば石塊、半乾きなら引きずり込まれる、御牧ヶ原台地の土は強粘土。   およそながらもこの土の起源をたどろうか。畑へ施す肥料を思案する事はあっても、なかなか土地の起こりに思い至らず。「御牧ヶ原台地の強粘土はいつどこで生まれたか」…..化石欲しさに崖道を掘り崩した幼き頃、以来、こっぴどく怒られたまんまずぅ~と寝ていた難問だ。   サテお立合い!昔々の大昔、イザナミとイザナギ(古事記)の御両人だけが嘘か誠か知っている話ではごじゃりまする。以下、浅知恵総動員のプレートテクトニクス理論 他諸々(省略)….千曲川、鹿曲川と隔て、断崖上に孤立するこの御牧ヶ原台地一帯はかつて湖、更に遡れば海の底だった。地球に足喰われる、身体ごと呑まれると言ったは斯く斯く云々の屁理屈集大成からで 「.朝っぱらから何やってんの バッカじゃないの」といった小言の類は一切受け入れられぬ。

今日の家訓 雨降っても地固まらぬ事は往々にしてある

2016105()  14-24℃ 曇 「おはようございますおはようございます日出546-日没1725分 月出916-月入201分  月齢4.1

朝、肌寒、露(つゆ)降、ぬかるみ、はまって泥だらけ、朝焼け浅間連山シルエット….青くかすむ陰影の中に 小浅間 仏岩 剣ヶ峰 牙歯 前掛 釜山 黒斑 高峰。目を閉じて秋景色….岩高蘭(ガンコウラン)の紅葉が見える人を御山の通人と受け容れましょうか。

今日の巳年運勢 運気上昇中 足元を固めましょう 小吉 

 2016104() 曇薄陽 12-24℃  参拝心得

秋雨あがる日出545-日没1727分 月出822-月入1924分 月齢3.1

 年に一度や二度はチョイト神がかりの夕空を拝む事がありますな。この台風(18)が去れば、熟し柿のような色のつるべ落としの陽が望めましょう。  夕焼け男(sunset old man)の夕陽参拝心得 ①今日の陽は一期一会 と肝に命ずべき事 ②美しい夕陽は心を鎮め世界平和を祈りたくもなるけれど、祈祷師じゃないから祈も願も望もありったけはやめてホドホドにすべき事 ③興奮するから事前に大小用をたすべき事 ④あまり有頂天になって調子こくと帰りの夜道でこけ、今日の残照が冥土の土産になるから、足元くれぐれ用心の事 ※賽銭不要。

今日の巳年運勢 体調管理は早寝早起きが基本 小吉。

2016103() 曇雨 19-22℃   「繊月

繊月秋分末候103日~7日 水始枯(みずかれはじめる) 田の水を乾し稲刈りの頃。 日出544-日没1728分 月出728-月入1850

もしかしたら、魂といぅようなものは、生れ落ちた時には大方出来上がっているのかもしれませんな。鼻垂らし小僧の頃にはその光珠を抱えて走っていて、思春期の頃には何だこれはと見つめていて、そんなこんなで幾星霜、満ち欠けはありましょうがこの先身が枯れるまで、懐にスッポリ抱いて行くんでしょうな。 お前は先生気取りかと頭を掻きつつ自問自答….丸々と猫を膝に置きモノ思フ季節となりました。今宵は三日月、雨かな。

今日の花 玉の緒<ミセバヤ ベンケイ草科ベンケイソウ属>  memo <越中見せばや/Hylotelephium sieboldii var.ettyuense/ 故民部卿入道為村卿かたられし今世に見せはやといへるくさをうへもてあそふ これはかの卿の父大納言為久卿の和哥の門弟に 吉野山の法師にてあなるか 奥山にて見侍りしくさとて 和哥をそへて贈りし そのうたの句に「君にみせばや」との詞あり これによりて見せはやとなつけをくよし 為久卿の返事ありしをたしかにみられけるとなむ >       今日の巳年運勢 占師お疲れの為 直感働かず 休止

2016102()  曇晴  15-26℃  「開運

運勢日出543-日没1729分 月出633-月入1818分 月齢1.1

 どこかの占師が巳年(ヘビ)の運勢について書いていた。心優しい方らしく悪運凶運は書いて無い、気分上々。以下転載 ①鋭い感受性と直観力と思考力の持ち主です(ゥヒッ) ②向上心旺盛で最後までやり抜く粘り強さ、失敗しても脱皮して再生する強い逆転運の持ち主です (ゥヒヒッ) ③誇り高く束縛を嫌うので孤立してしまうことがあります。対人関係が開運のポイント、周囲と分かり合う努力をしましょう(嫌ナコッタ) ④目標に向かって努力する事により、晩婚に運が開けてきて、周囲に認められ、尊敬されて豊かな生活を送れるでしょう(晩婚→晩年の誤でしょうか)。 

オカァちゃんの開運診断(常々の小言)は 「世の為人の為、あなたの為、なるたけ(できるだけ)静かにしててちょうだい(迷惑だから)」。  尚、連日掲載の<今日の巳年運勢>は、この最強運とお墨付きの者が孤高の直感力で予見。的中率99㌫と独断の御奉仕開運占いです。信ずる者は救 (信者総数現在1/占師本人含)..アリガタヤ アリガタヤ

運勢2今日の花 コスモス(秋桜 キク科コスモス属 明治に渡来 食可 薬効不明)  ▽今日の巳年運勢 雨雲の上には陽輝く。吉  ▽今日の家訓 (郵便局狙った窃盗 愛知で連続とニュース)盗賊はどこでも普通に出没する/戸締り用心火の用心/蟻の穴からダム決壊/家の猫でも爪研ぎを忘れず/画龍点睛を欠く /才子才に溺れる/露店ですくった金魚は溺れる/旅先で持っててヨカッタ尿漏パンパース(CM)/注意一秒怪我一生/油断大敵  

201610月1日() 小雨曇 16-17℃  「雨予報

前線2日出542-日没1731分 月出538-月入1745分 朔(新月

 猫が馬鹿ていねいに顔を洗うと雨、猫がやたら甘えると雨、猫が膝の上でオシッコすると雨、猫の寝相が悪いと雨、猫が早ウンチで土をかぶせないと雨……このところ雨続きでヒマにまかせて観察中。我家の領空を鳶がピーヒョロ鳴かずに低く舞うと雨、僕がやる気満々になると雨。

前線1今日の花 千日紅(センニチコウ 千日草 ヒユ科センニチコウ属 花言葉-不屈/色あせる事なき愛 (←ドライフラワーにもなる花、ミイラになっても愛してネ)  今日の巳年運勢 ゆっくり事を運べば万事順風 運気上昇小吉

2016930()  晴曇小雨1026℃ 「彼岸花マンジュシャゲ日出541-日没1732分 月出442-月入1715分 月齢月齢29三十日月(ミソカヅキ)

墓石の隙間からニョキリと立ち上がるモジャモジャ頭、うちの墓地にはこれが咲く。昔ながらの山墓地だから土葬のモグラ除けに植えたのだろう。たまの墓参で見かけるとギョッとする。法事をおろそかにした悩ましさもありうろたえる。「誰も訪ね来ぬものだから待ちくたびれて這い出したか」と思ったりする。足下の骸、代々数えて千人万人、山の団地は都会並。 地獄花 幽霊花、家に持ち帰ったら災難に遭う….アリガタクモナイ異名や迷信に頷クノデアッタ。

先日、道端にこれがたんと咲き乱れ、その見事さに心惹かれた。地獄花であるにせよ 美しいものは美しい。花火のごとく宙を突き、命を掬うかのように花先を広げていた。屍の上に咲く花であるなら尚更に、ふと輪廻などという言葉が脳裏をかすめ「これこそ命の再来、不死鳥ではあるまいか」と。彼岸花、花言葉を当てるなら フェニックスがふさわしい。 見方変われば変わるもの、日ごと毎日コロコロと、イヤハヤ……

彼岸花今日の花 イヌサフラン(コルチカム イヌサフラン科イヌサフラン属) 花言葉 永遠/私の最良の日は過ぎさった(←フザケルでないと踏み潰したくなるので却下)  ▽今日の巳年の運勢 大吉の予感がするはず、でもヌカヨロコビの小吉。

2016929() 雨曇 13-20℃      長雨稲刈日出541-日没1734分 月出345-月入1643分 月齢27.7

長雨や泥濘の踏み痕に雨雫、 稲 刈り置いたままふて寝かな/ 一日晴れてまた雨続き、晴れ晴れ稲刈りしたいなァ/  5日まで曇ると天気予報。

皇居吹上御所には天皇陛下の田んぼがある。 一週間ほど前に稲刈り終えた。マンゲツモチ(もち米)とニホンマサリ(うるち米)を栽培、 神々もこれを召し上がる(奉納)とニュース。 日本の美しい心の象形とも思う陛下。不遜ながら僕との共通点を探すと結構似た者同志と分る。  目的ともあれ同じ稲作をする ②水田規模からして零細小規模農人同士(陛下約240平方㍍<僕約900平方㍍) ③僕の米は一家の食い扶持+仏壇や神棚にたまにお供えする  ④二人とも稲作は国の礎と信じ、安全安心に心をくだく。  機会があればどっちの米が美味いか比べっこ、この地の米(北御牧産)が劣るとは全く思わない。   ニュース映像見る限り  陛下の田んぼにゃ雑草皆無。「 除草剤打ってるナ」と思うほど一本もない。除草剤&化学肥料は稲作五輪ドーピング禁止規定に違反する。鴨やフナを放つか、それとも従者の皆さん総出で引っこ抜くか、その除草方法が分らない。「天皇陛下の除草対策」宮内庁 ヨロシクオ願イ。(御無礼)

稲刈り足跡今日の花 秋の野芥子(アキノノゲシ キク科アキノノゲシ属 茹でこぼして水でさらしておひたしで食可)▽今日の巳年運勢 身の回りの整理整頓をすると更に運気強まる 中吉

2016928() 曇小雨弱雨 19-26℃   「あけび」 秋分次候

あけび蟄虫坏戸 蟄虫培戸 (虫が穴の戸をふさぐ) (チツ閉じこもる) (ツキ杯古代の器) 次候 928日~102日 /日出540-日没1735分 月出247-月入169分 月齢26.7

 「あッ アケビだ」 山国育ちは咄嗟に血走り 藪中へと突進する癖がある。幼い頃の習性は未だ鎮まる事なし。 ほんのり紫がかった果皮の奥、舌をも溶かす清しい甘味が覗いている。これを例えて「ゼリー状の菓子のよう」などとこいてはイケナイ 台無しになる。幼い頃 家の卓袱台(チャブダイ)に西洋調のゼリーのオヤツは出たか….無い。せがめば 沢庵、野沢菜、味噌おにぎりが主流。つつましかった頃に戻り 例えるならば  ①病み上がりに食った片栗粉の湯がき ②仏壇に放置の皮黒妖しの溶けバナナ ③納戸の奥、誰の祝儀かも忘れた引き出物の水羊羹(ようかん).。これが相当と思う。  もぅ鼻垂らしの小僧ではないのだから、口いっぱい頬張ってジュルジュルと味わうことは止めにする。今日は花瓶に一枝挿し、一服の茶をたて極上の甘味を堪能しませうか。

では……………ジュルじゅる。      種ばかり。 

 アケビ(木通 野木瓜 通草) アケビ科アケビ属 学名アケビ ツル性落葉低木).種 ざっと90~120粒.、カラスじゃないので丸呑みできず。漢方 枝を刻み乾燥 煎じて飲めば薬効あり。以後この手の漢方は片っ端から試すことに….効いたら儲け、外れてノビても、ギャぁぎゃぁ喧しく騒がれる歳ではもぅない。

今日の花 竜胆(リンドウ エミヤグサ(疫病草)) リンドウ科リンドウ属 多年草 漢方(根茎.食欲不振や消化不良) ▽今日の巳年運勢 焦らず 頑張れば吉、なまければ凶。

 2016927() 1729℃ 晴  「待宵草(マツヨイグサ)

霧雨日出539-日没1737分 月出1時48-月入1532分 月齢25.7 有明月 (明け空に掛かる月 十六夜以後の月)

待宵草 靄っと 霧に霞みて 雲の中  (マツヨイグサ モヤっと キリに カスミて クモの中) / 待宵草 夜っぴて咲いて朝帰り       memo (モヤ 視界が1㌔㍍未満は霧、それ以上は靄(モヤ) (キリ 大気中の水蒸気が露点以下で雫となり浮遊) (カスミ 空中に漂う水滴などの粒子でけむる現象 帯状に棚引く霧や煙り) 霧雨(雨粒5㍉未満) (クモ 大気中に群れ浮かぶ水滴や氷粒)…..みんな雨の身内(雨偏)  ▽マツヨイグサ (夜を待ちわびて咲く花で待宵草 アカバナ科マツヨイ草属 漢方薬効アリ) 

▽今日の花 風船蔓(フウセンカズラ) ムクロジ科 種にハート模様 (花言葉 あなたと自由に舞い上がりたい)  ▽今日の巳年運勢 よい天気に浮かれがち。

2016926() 曇弱雨小雨 17-22℃ 「達磨大師 (ダルマさん)雨蛙1日出538-日没1738分 月出049-月入1462分 月齢24.7

あおい顔した達磨(だるま)さんが柿の実の上で坐禅してた。目を半眼に据え動かなかった。邪魔したくなった。ちっちゃい達磨さんからすれば僕はゴジラ級の怪物、どこまで無我の境地でおられるか試した。10㌢㍍まで近づいた。目が泳いだ。息を吹きかけたら逃げた。草薮へ退散する間際、あかんべぇした。さすがだ、悟ってると思った。雨蛙2今日の花 – 彼岸花 (ヒガンバナ/曼珠沙華/リコリス) ヒガンバナ科ヒガンバナ属   ▽今週の巳年(ヘビ運勢 - 思わぬ出費に頭を痛めそう。

2016925()曇晴小雨 16.2-25℃ 「秋はどこからくるかしら

ゴーヤ日出536-日没1731分 -月入1319分 月齢22.7

秋はどこからくるかしら あの空越えてくるかしら いぇいぇそぅではありません 秋は足元から 下から除々に葉が落ちて  頭が禿げればもぅ冬よ (苦瓜 ゴーヤ 蔓茘枝ツルレイシ)」

 memo 森まさる作詞(朝はどこからくるかしら) 「昼はどこから来るかしら あの山越えて野を越えて ねんねの里から来るかしら いぇいぇそぅではありません それは働く家庭から 昼がくる来る昼がくる コンニチハ コンニチハ」 雨続きで 昼が来ないなぁと思ったら、晴れた。ねんね返上、働。

2016924()曇小雨弱雨晴155-22.3℃  「帰り道」      帰り道日出5時36分-日没17時31分 月出23時44分-月入13時19分 月齢22.7

久しぶり夕焼け  memo 南蛮の葉佃煮美味し 

2016923(金)雨  「秋色」    家日出5時35分-日没17時42分 月出22時47分-月入12時23分 月齢21・7下弦の月

過去をたどると今が見える。先人達の姿がありありと今に重なる。森を背に二棟の家屋敷。一代一軒、三代目は里に下りたか、空き家だった。

今年は平成28年。昭和なら91年、来年は明治150年の節目にあたる。明治時代といえばおよそ3、4代前の御先祖の頃。御牧原の開拓史には維新の大変革期に始まる開墾の歴史が記されている。平安朝の御料牧場(勅旨牧・望月の牧)だった御牧原台地は、明治3年夏(1870)旧小諸藩による開墾が始まるまで長らく不毛の原野だった……

たった150年。あッという間に過ぎた自分の60余年を尺度に「たった」と思う。過ぎゆく時は一様に早い。「雷が鳴らなくなる季節」と暦。雲厚く夜八時過ぎピカリと一閃、激しく雨、一日が過ぎ行く。

 2016922() 曇小雨 「おらが蕎麦

信州蕎麦の花御牧原台地の蕎麦畑 標高約700800㍍ 蕎麦ノ元祖ハ信州ニアリ。寅さんも言ってる「信州信濃の新蕎麦よりもアタシャあなたのソバがいい」

秋分2321分 秋分初候922日~27日 「雷乃収声(かみなりの声おさむ)」 旧暦822日~27日。  日出535-日没1744分 月出2153-月入1121分 月齢207

今日の風 白露9月7日~9月21日

2016921(木) 小雨曇  「熟赤」ミニトマト夏が熟れ落ちていく。 未だ季節を知らぬから僕は随分と無駄をする。

2016920() 雨 「薄紫

コルチカム雨に打たれてコルチカム(イヌサフラン) 「そろそろ冬越し準備をはじめなさいと告げる花。「早く稲刈りなさい」とせかす花。土地に合うらしく手をかけずとも露地から顔を出す。球根を犬が食べて倒れた例があるとか(有毒植物・コルヒチン含要注意。

2016919() 「秋雨前線」 

秋雨前線白露末候17~21日 玄鳥去(ツバメ去る) 羣鳥養羞(鳥が食べ物を揃え養う 羣(グン・群)/羞(シュウ・食べ物を供える・ごちそう) 敬老の日 彼岸入り  誕生花 釣船草(花言葉 静かにほっといて/安楽)月齢17・7

台風16号接近、未明に九州上陸。肌寒く、薪ストーブ焚く。

2016918() 雨 「火中の栗」

谷嶋成仁火中の栗を拾う…..猿に騙された猫の寓話から出た言葉と知った。日本昔話の猿蟹合戦あたりが語源とおぼろげに思っていた。英訳のTake the chestnuts out of the fire with the cat’s paw.(猫の足を使って火の中の栗を取れ) も同義の諺かな

猫が囲炉裏の栗を拾うとどうなるか? 昨年の冬、カマドの中にニャンコが寝ていた事を知らずに火を点し、危うくカチカチ山の狸になりかけた猫。炙り出されて髭チリチリ…..名刺に使ってます。

2016917()曇雨 「レンコン(蓮根)

蓮 花写真㊤6月撮影

鬼のせせら笑いを耳に「来年こそ蓮を育てたい」と思っていたら、レンコンのニュースを聞いた。

今日の迷名言 「自分の政治人生の落とし前をつけるつもりで、火中の栗を拾う決断をさせていただきました。蓮の花の下で支えるレンコンになった気持ちで徹底して下支えをする、そういう決意で臨みたいと思います」 野田佳彦(59)民進党幹事長就任の挨拶 =NHK

落とし前 (失敗や無礼を働いた時などの後始末。香具師(ヤシ、テキヤ)の隠語が語源) ※火中の栗を拾う (他人の為に危険を犯して馬鹿な目にあうこと) ※蓮 (花は早朝に開き夕にはしぼむ、開花45日。今回の場合花は民進党代表 村田蓮舫(48)に例える。レンコンは根茎。食用となり、肥料をくれないと太く育たない。花の種子も食える。ハス(蓮)とスイレン(睡蓮)は異なる)

2016 年9月16日(金) 雨 Made in china

百均バケツMade in china」とあるけれど中国の人だってコレは使えない。この手のチャイナを作って売るのがjapaneseだったりもする。  暮らmemo  安物買いの銭失いと またしても悔やむ事になるから「もぅ二度と百均ショップへ行かない」と、また決意

2016年9月15日(木)曇薄日 仲秋 「桃栗三年、柿八年柿植えて三年、柿の実がなった。 接木の苗木を作るにニ、三年とみて、柿は五年で実をむすぶか。 桃栗三年柿八年、梅は酸くても十三年、柚子は九年で花盛り枇杷は九年でなりかねる とは芽吹いてからの勘定。  農memo 草刈り中芍薬畑でデカイ野鼠見たギョッ。

2016914()曇雨 「u黄金穂金紗が揺れる。これがほんものの金(Au)だったら人生変わる….変わらんナ。

2016913() 鬼の巣鬼蜘蛛の巣鬼蜘蛛は留守…..なかなか几帳面な鬼の性格。

2016912()曇 「芍薬さま」                      「鶺鴒鳴(セキレイ鳴く)」 白露次候 912日~16草畑畑のまん中で坐禅修行したとする。炎天でも雷雨でも、闇夜でも、ひたすら心頭滅却、坐り続けたとする。梅雨が明け夏が来て涼風吹く頃になっても動かない。根が生えたように動かない。雨ごと芽吹く草の中、姿も見えない影もない。

これが僕ならとっくの昔に、ホントに心も体も頭も滅却だろうが芍薬さまは違う。断食(肥料無し )断水(水まき無し) 不眠不臥の極限。生い茂る草藪に埋もれ三ヵ月余。

「一株いくらしたと思ってんの、草刈りしないと絶えるわよ」とのおカぁチャンの声にせかされて慌てて畑に踏み込むと、ヨカッタ、息絶え絶えながらちゃんと生きてまして…….養生してさしあげないとバチあたります

2016911()曇晴 「白黒階調

黒猫わざわざ写真機を向けるにはそこに何かある。何かよく分らんけど 漂う気配が気になるわけで….そのような写真を全て並べたなら正体が分るのではないかと。

2016910()薄曇晴  「父乳」 

乳父母猫が乳を与えなくなり、代わって乳を与える僕を慕うかニャンコ。乳親の父。父の乳を飲んだ子は、チチ愛用の安サンダルを好んで寝床とするようになった。

2016年9月9日() 晴薄曇 達磨モドキ」 

達磨花丘陵の開けた畑地の真ん中、遠目に福達磨が並んでいると思った。大小あわせてその数二十余。畑に数本の果樹が見えたから「有害鳥獣除けに願掛けて 真っ赤な達磨をかざしたか」と。

間近に寄って植物と分った。大きいものは子どもの背丈、ザンバラ頭を派手に染めていた。緑の葉色と合わせ赤黄緑の三原色、色といい形といいどことなし妖気を感じた。ムジナや狸がこの妖しさにどれほど怖気るかは知らないけれど、化かし合いなら参戦したい。知恵者(栽培主)に真意を確かめねばなるまいョ。これ 見たもの乞食の真骨頂。

2016年9月8日(木) 雨 「五風十雨」 

雷雨2五風十雨 「五日にひとたび風が吹き、十日に一度雨降る事」 気候穏やかで実り豊か、世の中無事平穏であるとの例え。 信濃乃国御牧ヶ原台地に居て 十日に一度…..雨乞いとはこれいかに

201697() 曇雨蒸暑 草露白(草の露白し)

電信柱wbくんずほぐれつ皆、天指して、蔦蔓(ツタ、カヅラ)、夏蔦(ナツツタ)野葡萄(ノブドウ)の絡みて三角蔓(サンカクヅル)鉄葎(テッセン)勿布(ホップ)、テンヤワンヤ

白露初候 草露白 9月7日~11日  農memo 今日も草刈り明日も草刈り、花粉にやられて大ハクション、鼻水噴霧で明後日寝込む予定

風のある日 処暑(8月23日~9月6日)

201696() 晴曇 「禾乃登(こくものすなわちみのる)」             処暑末候 2日~6稲今年は、ジャガイモ他イロイロ失敗した。己の未熟さが因だから当然の成り行きだけど、日々反省は明日の糧。だいぶ広げた大風呂敷を畳むにあたり反省の一句。「反省の種変われども、蒔いて刈り取る日々なりき」  返句 「反省の種喰う猿と連れ添いて、これ永遠と誓いし人の哀れ」 (詠み人知らず)

稲実る頃と暦。稲は反省猿をも裏切らず、無化学肥料、無除草剤、無殺虫剤の稲が実りましたゾ=ドヤ写真㊤=

 

201695() 曇時々雨 「鬼蜘蛛

蜘蛛1今日の一句  蜘蛛は「俺は空(宇宙)に巣を張っている」とたまには思う。

 

2016年9月4日(日) 薄曇晴 「考える猫

坂口安吾的みィちゃん今日の一問一答 「世界で一番やかましいものは何ですか」「決まってます、自分の頭の中です」

 

201693(薄曇 「ウンコ穴」 五十六の糞今日の一句 「うちの猫のうんち穴は並みより3㌢㍍深いと思う親バカ」

 

2018年9月2日() 薄曇晴 「天空の城天空の白ピコタンいつか孫と一緒にこの夕空を眺めたい。爺は臭いと鼻つままれるだろうか….それでも愛孫を膝に抱き、夕の薄明に身を寄せたい。

「むかし昔、西のお空に黄金色に輝くお城がありました」。名作アニメを借り、知恵の限りの嘘八百、自作の御伽噺(おとぎばなし)を語ろうか。「誰も信じないけれど爺はお城へ行ったことがある。お姫様と結婚の約束したから間違いない、ホントだよ」。デマカセが底尽きたなら、嘘みたいなホントの時間が訪れるかも。君がニコリと微笑めば、我本望のロマンチックストーリー。

 

201691(木) 「秋空朝信州の季節は早足だ。台風の雨が夏を払ったようで、朝露が降りて白露の装い。Tシャツ一枚ですごした季節はもぅお終い。旧暦81日 新月 日の出518分。

 

2016830()雨 「故郷の龍

台風10深夜から翌午前にかけ雨だった。風なく、窓を開けたまま雨音を耳によく眠れた。昼過ぎ、雨上がりに川へ行った。川幅いっぱいの濁流、およそ一年ぶりの龍の奔走だった。

飛沫をあげる波間に光るものがあった。目を凝らすと無数の空き缶、ペットボトル、発砲スチロール、数多の塵芥がキラキラと奔流を下っていた。谷を流れ下る支流を含め、河岸や河原に打ち捨てられたゴミが大水により一気に注ぎ込む。途方もない量と思えた。それが行き着く先を思い巡らしまた愕然とした。遠く国境(くにざかい)に生まれ日本海へと注ぐ我が故郷のこの龍は、ニンゲンドモの塵芥を腹に丸呑みにしたままのたうちまわっているか、と思う。河原へ出かけた時、僅かでいい。拾ってこようと決めた。