日別アーカイブ: 2016年9月1日

風のある日 処暑(8月23日~9月6日)

201696() 晴曇 「禾乃登(こくものすなわちみのる)」             処暑末候 2日~6稲今年は、ジャガイモ他イロイロ失敗した。己の未熟さが因だから当然の成り行きだけど、日々反省は明日の糧。だいぶ広げた大風呂敷を畳むにあたり反省の一句。「反省の種変われども、蒔いて刈り取る日々なりき」  返句 「反省の種喰う猿と連れ添いて、これ永遠と誓いし人の哀れ」 (詠み人知らず)

稲実る頃と暦。稲は反省猿をも裏切らず、無化学肥料、無除草剤、無殺虫剤の稲が実りましたゾ=ドヤ写真㊤=

 

201695() 曇時々雨 「鬼蜘蛛

蜘蛛1今日の一句  蜘蛛は「俺は空(宇宙)に巣を張っている」とたまには思う。

 

2016年9月4日(日) 薄曇晴 「考える猫

坂口安吾的みィちゃん今日の一問一答 「世界で一番やかましいものは何ですか」「決まってます、自分の頭の中です」

 

201693(薄曇 「ウンコ穴」 五十六の糞今日の一句 「うちの猫のうんち穴は並みより3㌢㍍深いと思う親バカ」

 

2018年9月2日() 薄曇晴 「天空の城天空の白ピコタンいつか孫と一緒にこの夕空を眺めたい。爺は臭いと鼻つままれるだろうか….それでも愛孫を膝に抱き、夕の薄明に身を寄せたい。

「むかし昔、西のお空に黄金色に輝くお城がありました」。名作アニメを借り、知恵の限りの嘘八百、自作の御伽噺(おとぎばなし)を語ろうか。「誰も信じないけれど爺はお城へ行ったことがある。お姫様と結婚の約束したから間違いない、ホントだよ」。デマカセが底尽きたなら、嘘みたいなホントの時間が訪れるかも。君がニコリと微笑めば、我本望のロマンチックストーリー。

 

201691(木) 「秋空朝信州の季節は早足だ。台風の雨が夏を払ったようで、朝露が降りて白露の装い。Tシャツ一枚ですごした季節はもぅお終い。旧暦81日 新月 日の出518分。

 

2016830()雨 「故郷の龍

台風10深夜から翌午前にかけ雨だった。風なく、窓を開けたまま雨音を耳によく眠れた。昼過ぎ、雨上がりに川へ行った。川幅いっぱいの濁流、およそ一年ぶりの龍の奔走だった。

飛沫をあげる波間に光るものがあった。目を凝らすと無数の空き缶、ペットボトル、発砲スチロール、数多の塵芥がキラキラと奔流を下っていた。谷を流れ下る支流を含め、河岸や河原に打ち捨てられたゴミが大水により一気に注ぎ込む。途方もない量と思えた。それが行き着く先を思い巡らしまた愕然とした。遠く国境(くにざかい)に生まれ日本海へと注ぐ我が故郷のこの龍は、ニンゲンドモの塵芥を腹に丸呑みにしたままのたうちまわっているか、と思う。河原へ出かけた時、僅かでいい。拾ってこようと決めた。